斬首されど眠くなる話。

眠くなって下さい。

友人①

友人の話です。

 

彼は世の中のリフレ嬢から風俗嬢まで、様々な夜の女性に“休憩”を与える活動をしている。

 

一概に休憩と言っても彼の中の“休憩”は一般peopleの我らには首を傾げざるを得ないのが下記の理由。

 

客として女の子を呼び、プレイを一切行わずにお話だけをする。言わば嬢からすれば「神客」。終いには差し入れにタバコワンカートンまで献上する始末。江戸時代の年貢米をあり得ないくらい納める百姓も悲鳴を上げて逃げ出すレベル。手コキをしなくてもシャクらなくても腰を振らなくても、ただ会話をするだけで完結する。まさに究極の“休憩”を届けている。

 

何が彼をそうさせるのか?この活動が何を生むのか?どんな理由があろうと理解出来ないが、この活動で有名になりたいらしい。バカ野郎、今から野球練習してプロ野球選手になる方がギリ簡単だぞ。

でもこの活動内容だけを酒の肴に出来るくらい聞いてる限りは面白い。聞いてる限りは。

 

そんな頭の悪さが魅力な友人。彼は県内最底辺高校を中退した根っからのポンコツなのだが、ここは同じ高校を中退した自分が言えたモノでは無いのでやめておく。クソ。

 

そして彼が上京するとのことで、感極まって綴っているところ。現在の仕事、環境を全て捨てて、東京で休憩活動をさらに広げて某キャバクラのボーイになるんだとか。もう頭が悪過ぎて全然ついて行けない。関係者各位、全員アイツの後頭部をバールで思いっきり殴って記憶を喪失させろ。と思ったけど関係者全員同じベクトルの思考してるから無駄だった。俺がバールで殴り回るしかない。もう全員俺と縁を切って欲しい。嘘。各位殿、また飲みに行きましょう。

 

とにかく人生を棒に振って夜の世界に魂を売ろうとしている彼の生き様が楽しみで仕方ない傍観者です。歌舞伎の洗礼を全身で受けて全力で躓いて転んで失敗して東京湾に沈められて欲しい。

東京で何があっても絶対に助けないということはここに約束させて頂きます。

 

一先ずこんな感じ。何が面白いってただただ頭悪い、それだけ。友人ってそれだけで良いんだよね。俺たち頭良い奴嫌いだしな。

 

あ、東京でも頑張ってね。

 

おしまい

 

 

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